“げんしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゲンシン
語句割合
現身71.4%
厳震14.3%
源信14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天が下には隱家かくれがもなくなつて、今現身げんしんの英傑は我が目前咫尺の處に突兀として立ち給うたのである。自分も立ち上つた。
雲は天才である (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
八年春三月、工部尚書こうぶしょうしょ厳震げんしん安南あんなん使つかいするのみちにして、たちまち建文帝に雲南にう。旧臣なお錦衣きんいにして、旧帝すで布衲ふとつなり。しんたゞ恐懼きょうくして落涙とどまらざるあるのみ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
多武峰とうのみねの増賀上人、横川よかわ源信げんしん僧都そうず、皆いずれも当時の高僧で、しかも保胤には有縁うえんの人であったし、其他にも然るべき人で得度させて呉れる者は沢山有ったろうが
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)