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うつしみ
ふりがな文庫
“うつしみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
現身
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
現身
(逆引き)
ぴよぴよと啼くは
雛鶏
(
ひなどり
)
。雀子はちゆちゆとさへづり、子を思ふ焼野の
雉子
(
きぎす
)
けんけんと夜も高音うつ。
現身
(
うつしみ
)
の鳥の啼く
音
(
ね
)
のなぞもかく物あはれなる。
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
そうしているうちに、南郷綾麿の心もまた、少しずつではあったにしても、
現身
(
うつしみ
)
の温かい血肉を盛った、香折の可憐さに傾いて来たことも事実でした。
奇談クラブ〔戦後版〕:07 観音様の頬
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
けれどかれは、夜も抱き、昼も抱き——抱いて、とろとろと、まどろむときは、夢のなかに
現身
(
うつしみ
)
の袈裟をみた。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うつしみ(現身)の例文をもっと
(45作品)
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“うつしみ”の意味
《名詞》
現在生きている身。
(出典:Wiktionary)
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