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けと
ふりがな文庫
“けと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蹴飛
88.1%
蹶飛
11.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹴飛
(逆引き)
それで
巨人
(
きよじん
)
を
載
(
の
)
せた
西風
(
にしかぜ
)
が
其
(
その
)
爪先
(
つまさき
)
にそれを
蹴飛
(
けと
)
ばさうとしても、
恐
(
おそ
)
ろしく
執念深
(
しふねんぶか
)
い
枯葉
(
かれは
)
は
泣
(
な
)
いてさうして
其
(
そ
)
の
力
(
ちから
)
を
保
(
たも
)
たうとする。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「そいつは面白いや、あっしが負けたら、打つなり
蹴飛
(
けと
)
ばすなり、どうともしておくんなさい。どうせ親分なんかに負けっこがないんだから」
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
けと(蹴飛)の例文をもっと
(37作品)
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蹶飛
(逆引き)
雨戸を
蹶飛
(
けと
)
ばして老師の前に
躍
(
おど
)
りだしてやるか——がその勇気は私にはなかった。
父の出郷
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
身中
(
みうち
)
にかなりの痛みを覚えて幾つも拳骨を
食
(
く
)
い、幾つも
蹶飛
(
けと
)
ばされたようであった。彼はぼんやりしながら歩き出して
土穀祠
(
おいなりさま
)
に入った。気がついてみると、あれほどあった彼のお金は一枚も無かった。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
けと(蹶飛)の例文をもっと
(5作品)
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