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蹶飛
ふりがな文庫
“蹶飛”の読み方と例文
読み方
割合
けと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けと
(逆引き)
私が帰るといえばすぐにでも
蹶飛
(
けと
)
ばしそうな剣幕ですから私も仕方なしにそこに坐って黙っていますと、娘は泣いておるのです。
女難
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
人生のことは
叮嚀懇切
(
ていねいこんせつ
)
にやるだけやって見て、それでもだめだったら一挙に
蹶飛
(
けと
)
ばして去るという私の生き方は、ここに来てもなお私にからみ附いていた。
われはうたえども やぶれかぶれ
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
雨戸を
蹶飛
(
けと
)
ばして老師の前に
躍
(
おど
)
りだしてやるか——がその勇気は私にはなかった。
父の出郷
(新字新仮名)
/
葛西善蔵
(著)
蹶飛(けと)の例文をもっと
(5作品)
見る
蹶
漢検1級
部首:⾜
19画
飛
常用漢字
小4
部首:⾶
9画
“蹶”で始まる語句
蹶起
蹶
蹶然
蹶立
蹶散
蹶落
蹶倒
蹶做
蹶張
蹶躓
“蹶飛”のふりがなが多い著者
魯迅
葛西善蔵
室生犀星
国木田独歩