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蹶散
ふりがな文庫
“蹶散”の読み方と例文
読み方
割合
けち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けち
(逆引き)
さうした場合、圭一郎は反撥的にわつと聲をあげたり、千登世をゆすぶり覺まして何かの話に
假託
(
かこつ
)
けて苦しみを
蹶散
(
けち
)
らさうとするやうな卑怯な眞似をした。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
蹄
(
ひづめ
)
で落葉を
蹶散
(
けち
)
らす音、これは騎兵演習の
斥候
(
せっこう
)
か、さなくば夫婦連れで遠乗りに出かけた外国人である。何事をか
声高
(
こわだか
)
に話しながらゆく村の者のだみ声、それもいつしか、遠ざかりゆく。
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
蹶散(けち)の例文をもっと
(2作品)
見る
蹶
漢検1級
部首:⾜
19画
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
“蹶”で始まる語句
蹶起
蹶
蹶然
蹶立
蹶飛
蹶落
蹶倒
蹶做
蹶張
蹶躓
“蹶散”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
国木田独歩