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けおと
ふりがな文庫
“けおと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ケオト
語句
割合
蹴落
90.5%
劣
2.4%
踢落
2.4%
蹴陥
2.4%
蹶落
2.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹴落
(逆引き)
見れば、夜鴉の
栖
(
す
)
を根から海へ
蹴落
(
けおと
)
す役目があるわ。日の永い国へ渡ったら主の顔色が善くなろうと思うての親切からじゃ。ワハハハハ
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
けおと(蹴落)の例文をもっと
(38作品)
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劣
(逆引き)
私は
劣
(
けおと
)
されて、その家には
這入
(
はひ
)
り切れずに通り過ぎた。
イボタの虫
(新字旧仮名)
/
中戸川吉二
(著)
けおと(劣)の例文をもっと
(1作品)
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踢落
(逆引き)
思へば女が
四歳
(
よつ
)
の年、振分髪の童姿、罪も報も無き顔に
愛度
(
あど
)
なき笑みの色を浮めて、父上〻〻と慕ひ寄りつゝ縋りまゐらせたるを御心強くも、椽より下へと荒らかに
踢落
(
けおと
)
し玉ひし其時が
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
けおと(踢落)の例文をもっと
(1作品)
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蹴陥
(逆引き)
ここへ自分を
蹴陥
(
けおと
)
すことが、誰にもいちばんなし
易
(
やす
)
い、やけくその境地であり、凡愚の立命でもあった。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
けおと(蹴陥)の例文をもっと
(1作品)
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蹶落
(逆引き)
同時に、此
臆
(
おく
)
れた気の出るのが、自分を
卑
(
ひく
)
くし、大伴氏を、昔の位置から自ら
蹶落
(
けおと
)
す心なのだ、と感じる。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
けおと(蹶落)の例文をもっと
(1作品)
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