トップ
>
くろご
ふりがな文庫
“くろご”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黒衣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒衣
(逆引き)
再び軽い
拍子木
(
ひやうしぎ
)
の
音
(
おと
)
を
合図
(
あひづ
)
に、
黒衣
(
くろご
)
の男が右手の
隅
(
すみ
)
に立てた
書割
(
かきわり
)
の一部を
引取
(
ひきと
)
ると
裃
(
かみしも
)
を着た
浄瑠璃語
(
じやうるりかたり
)
三人、
三味線弾
(
しやみせんひき
)
二人
(
ふたり
)
が、
窮屈
(
きうくつ
)
さうに
狭
(
せま
)
い台の上に
並
(
なら
)
んで
居
(
ゐ
)
て
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
そうしてから、復讐を兼ねて、いずれ追及してくる、一味の者を順ぐりに殺していったのだ。三伝は
黒衣
(
くろご
)
で、君は立役者だ。サア、ここで、君に三伝の
在所
(
ありか
)
を教えてもらおう。
地虫
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
璃昇は数年後勢州蟹江村に於て農家へ侵入その家の女を姦したが、璃昇犯行当夜の装束が
黒衣
(
くろご
)
であつたことが発覚の端緒となつて直ちに捕縛、小菅監獄へとおくられてしまつたのである。
異版 浅草灯籠
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
くろご(黒衣)の例文をもっと
(11作品)
見る
検索の候補
くろこ
くろぬの
くろんぼ
こくい
こくえ