“くろかみやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
黒髪山85.7%
黒髮山14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
更に転じて西松浦の郡界に到れば、黒髪山くろかみやまほしいまゝに奇趣を弄ぶあり、巉巌ざんがんむらがり立てるはこれ正に小耶馬渓せうやばけい
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
ぬばたまの黒髪山くろかみやま山菅やますげ小雨こさめりしきしくしくおもほゆ 〔巻十一・二四五六〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
なかのうろたへものは、佛法僧ぶつぽふそう慈悲心鳥じひしんてうともふであらう。まつみね黒髮山くろかみやまは、われらず、この飯坂いひざかなんとりぞ。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)