“くにぐに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
国々76.9%
郷々15.4%
国国7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
国々くにぐに方々ほうぼうめぐりあるいて、為朝ためともはとうとう九州きゅうしゅうわたりました。その時分じぶん九州きゅうしゅうのうちには、たくさんの大名だいみょうがあって、めいめいくにりにしていました。
鎮西八郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
いたるところの郷々くにぐにからこの街へ裸一貫で流れ踏んでゆくおとこたち。
市立共同宿泊所 (新字新仮名) / 大江鉄麿(著)
この童謡は国国くにぐに色色いろいろと歌ひくづされてゐます。しかし、みんなあのあかい円いつやつやしたお月様を、若い綺麗きれい小母をばさまだと思つてゐます。まつたくさう思へますものね。
お月さまいくつ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)