“くちなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
94.7%
久知奈波5.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お孝の彼を抉った手は、ここにただ天地一つ、白きくちなわのごとく美しく、葛木の腕にまつわって、潸々さめざめと泣く。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼が地面へ伏し沈み、やがて立って歩き出したその後へ、長い、巾の小広い、爬虫類を——くちなわを産み落としたのである。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
『古事記』の遠呂智おろちは『書紀』に大蛇とあり、『和名抄』に蛇和名倍美へみ一名久知奈波くちなわ、『日本紀私記』にいふ乎呂知おろちとあり、今俗には小さく尋常なるを久知奈波といひ、やや大なるを幣毘へびといふ