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くちな
ふりがな文庫
“くちな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
口嘗
25.0%
口慣
25.0%
口馴
25.0%
唇鳴
25.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口嘗
(逆引き)
で、むやみと
口嘗
(
くちな
)
めずりをした。「こ、こ、こいつア悪かあねえなあ。ううん偉いものが飛び込んで来たぞ。まず俺の物にして置いて、品川へでも
嵌
(
は
)
めりゃあ五十両だ」
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
くちな(口嘗)の例文をもっと
(1作品)
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口慣
(逆引き)
まだ
口慣
(
くちな
)
れませんからお
聞苦
(
ききぐる
)
しうございませう。
明治の地獄
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
くちな(口慣)の例文をもっと
(1作品)
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口馴
(逆引き)
是
(
これ
)
は
貴方
(
あなた
)
も
御承知
(
ごしようち
)
の
石切河岸
(
いしきりがし
)
にゐた
故人
(
こじん
)
柴田是真翁
(
しばたぜしんをう
)
の
処
(
ところ
)
へ
私
(
わたくし
)
が
行
(
い
)
つて聞いた話ですが、
是
(
これ
)
は
可笑
(
をか
)
しいて……
私
(
わたくし
)
が
何処
(
どこ
)
へ
行
(
い
)
つても
口馴
(
くちな
)
れてお
喋
(
しやべ
)
りをするのは
御承知
(
ごしようち
)
の
塩原多助
(
しほばらたすけ
)
の
伝
(
でん
)
だが
塩原多助旅日記
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
くちな(口馴)の例文をもっと
(1作品)
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唇鳴
(逆引き)
唾
(
つば
)
でもするような舌打ちして、後も見ずに、枯れ木の間を縫い去ってゆく。智深は彼の「……べっ」と
唾
(
つば
)
を吐いた
唇鳴
(
くちな
)
らしが気にくわなかった。一
跳足
(
ちょうそく
)
に追いすがって、
錫杖
(
しゃくじょう
)
を横構えに。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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