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くうさい
ふりがな文庫
“くうさい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
空際
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空際
(逆引き)
天気のよい日、
空際
(
くうさい
)
遥かに真白な雲が
刷毛
(
はけ
)
ではいたようにあるいは細かい鱗のように棚引いている事がある、あの雲は普通の低い雲とはちがって皆雪片から出来ているという。
雪の話
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
見ることを得る外部は、見ることを得ざる内部を語り難し。盲目なる世眼を盲目なる儘に
睨
(
にら
)
ましめて、
真贄
(
しんし
)
なる霊剣を
空際
(
くうさい
)
に撃つ
雄士
(
ますらを
)
は、人間が感謝を払はずして恩沢を
蒙
(
かう
)
むる神の如し。
人生に相渉るとは何の謂ぞ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
毎日
(
まいにち
)
のやうに
西
(
にし
)
から
埃
(
ほこり
)
を
捲
(
ま
)
いて
來
(
く
)
る
疾風
(
しつぷう
)
がどうかするとはたと
止
(
とま
)
つて、
空際
(
くうさい
)
にはふわ/\とした
綿
(
わた
)
のやうな
白
(
しろ
)
い
雲
(
くも
)
がほつかりと
暖
(
あたゝ
)
かい
日光
(
につくわう
)
を
浴
(
あ
)
びようとして
僅
(
わづか
)
に
立
(
た
)
ち
騰
(
のぼ
)
つたといふやうに
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
くうさい(空際)の例文をもっと
(6作品)
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