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『雪の話』
ふりがな文庫
『
雪の話
(
ゆきのはなし
)
』
雪の降るのを飛絮の如しとか鵞毛の如しとか形容するは面白いが科学的ではない。 試みに降る雪の一片を帽子なり袖なりに受けて細かに験査して見れば、綿や毛のようなものではない規則正しい六稜形の結晶を成している事がわかる。肉眼ではこれ以上の事は分りか …
著者
寺田寅彦
ジャンル
自然科学 > 地球科学・地学 > 気象学
初出
「東京朝日新聞」1908(明治41)年4月10日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
貢
(
みつぎ
)
刷毛
(
はけ
)
斯学
(
しがく
)
暈
(
かさ
)
空際
(
くうさい
)
飛絮
(
ひじょ
)
鵞毛
(
がもう
)
題名が同じ作品
雪の話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)