“きりど”の漢字の書き方と例文
語句割合
切戸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
芝居の上手かみて下手しもての入口は能楽の切戸きりど臆病口おくびょうぐちともいふ)に似て更に数を増して居る。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
と庭の切戸きりどひらきくれゝば
見て大いに驚き盜人は何所へゆきしやらんと家の隅々すみ/″\までさがしけれども最早もはやのがれ行しと見えてには切戸きりどの明て有しかば若い者共表へ走り出其所そこ此處ここよとたづねけるにまたとなりの伊勢屋三郎兵衞方にても盜賊入たりとて大いにさわぎ立ち男共大勢立出見るに板塀いたべいの上を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)