“きぬや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絹谷50.0%
衣破50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
磐城いわき絹谷きぬや村の絹谷富士は、富士とはいっても二百メートルほどの山ですが、これもちょうど地からき出した時に、ある婦人がそれを見て、山が高くなると大きな声でいったので
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
すけはをとなしく、ほろりほろりとなみだのこぼれるを、せじとうつきたるかたのあたり、針目はりめあらはに衣破きぬやれて、此肩これかつぐからし、安兵衛やすべゑはおみねいとまらんとふにれはもつてのほか
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)