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きたやま
ふりがな文庫
“きたやま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
北山
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北山
(逆引き)
その
裡
(
うち
)
に、花が咲いたと云う消息が、都の人々の心を騒がし始めた。
祇園
(
ぎおん
)
清水
(
きよみず
)
東山
(
ひがしやま
)
一帯の花が
先
(
ま
)
ず開く、
嵯峨
(
さが
)
や
北山
(
きたやま
)
の花がこれに続く。こうして都の春は、
愈々
(
いよいよ
)
爛熟
(
らんじゅく
)
の色を
為
(
な
)
すのであった。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
そのころわたくしどもは
北山
(
きたやま
)
の
掘立小屋
(
ほったてごや
)
同様の所に寝起きをいたして、
紙屋川
(
かみやがわ
)
の橋を渡って織場へ
通
(
かよ
)
っておりましたが、わたくしが暮れてから、食べ物などを買って帰ると、弟は待ち受けていて
高瀬舟
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
京都で名物の
大原
(
おはら
)
や
北山
(
きたやま
)
の
柴売女
(
しばうりおんな
)
をべつにすると、だいたいにこの風習は海近くの
村里
(
むらざと
)
、ことに
魚
(
うお
)
などを売りあるく婦人にばかり多いので、なにか職業や
家筋
(
いえすじ
)
にむすびついた特別の技術のように
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
きたやま(北山)の例文をもっと
(11作品)
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