“ほくざん”の漢字の書き方と例文
語句割合
北山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さるを司馬懿は今頃、ここを退いて道を北山ほくざんに取っているにちがいないから、かねて伏せておいた我が関興、張苞ちょうほうらの軍に襲われ、痛い目に遭うているにちがいない
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三十年には保が九月に根本羽嶽ねもとうがくの門にって易を問うことを始めた。長井金風ながいきんぷうさんのことるに、羽嶽の師は野上陳令のがみちんれい、陳令の師は山本北山ほくざんだそうである。栗本鋤雲じょうんが三月六日に七十六歳で歿した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
北山ほくざんはのどけきみ山まろ山の低山ひくやまよろひ匂よき山
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)