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きずもの
ふりがな文庫
“きずもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
疵物
46.2%
瑕物
23.1%
傷物
19.2%
傷者
3.8%
創物
3.8%
疵者
3.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疵物
(逆引き)
拔かれて
疵物
(
きずもの
)
になつて居るから、庄司の主人にも弱身があるから、オイそれとはあの歡喜天をお目にかけられない
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
きずもの(疵物)の例文をもっと
(12作品)
見る
瑕物
(逆引き)
年の若いうちに度々そんなことはあったっけ、僅かの金で小吉を
瑕物
(
きずもの
)
にはできぬ故、何とか
了簡
(
りょうけん
)
してみてやれと言った。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
きずもの(瑕物)の例文をもっと
(6作品)
見る
傷物
(逆引き)
男といふものは、
厩
(
うまや
)
へ預ければ馬に蹴られるし、女部屋へ預ければ魂を抜き取られるし、
女房
(
かない
)
の手に帰つて来る折には、十が八九
傷物
(
きずもの
)
になつてゐるものなのだから。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
きずもの(傷物)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
傷者
(逆引き)
、
傷者
(
きずもの
)
にするか
誘拐
(
かどわか
)
させる。……平凡に考えてもこんなような、犯罪の筋道はちゃんと立つ
十二神貝十郎手柄話
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
きずもの(傷者)の例文をもっと
(1作品)
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創物
(逆引き)
一人の女を生かしておくとこの後、好い男が幾人
創物
(
きずもの
)
になるか知れたものではない、それ故に、女と見たら
取捉
(
とっつか
)
まえて沈めにかけておくのがよろしい。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
きずもの(創物)の例文をもっと
(1作品)
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疵者
(逆引き)
一遍婚礼をすりゃ
疵者
(
きずもの
)
だの、
離縁
(
さられ
)
るのは女の恥だのッて、人の
身体
(
からだ
)
を自由にさせないで、死ぬよりつらい思いをしても、一生嫌な者の
傍
(
そば
)
についてなくッちゃあならないというのは
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きずもの(疵者)の例文をもっと
(1作品)
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ておい