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瑕物
ふりがな文庫
“瑕物”の読み方と例文
読み方
割合
きずもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きずもの
(逆引き)
さなきだに種々の噂をたてられている娘が、いよいよ
瑕物
(
きずもの
)
になってしまわなければならない。山城屋の
暖簾
(
のれん
)
にも疵が付かないとも云えない。
半七捕物帳:13 弁天娘
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
年の若いうちに度々そんなことはあったっけ、僅かの金で小吉を
瑕物
(
きずもの
)
にはできぬ故、何とか
了簡
(
りょうけん
)
してみてやれと言った。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
あゝー
先
(
ま
)
ず無事で安心を致した、是れは八年
前
(
ぜん
)
に是れだけ毀したのを
金粉繕
(
ふんづくろ
)
いにして斯うやってある、
併
(
しか
)
し
残余
(
あと
)
は
瑕物
(
きずもの
)
にしてはならんから、どうかちゃんと
存
(
そん
)
して置きたい
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
瑕物(きずもの)の例文をもっと
(6作品)
見る
瑕
漢検1級
部首:⽟
13画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“瑕”で始まる語句
瑕
瑕瑾
瑕疵
瑕我
瑕理
瑕瑜
瑕瑳
瑕穢
瑕金
“瑕物”のふりがなが多い著者
犬養健
ギルバート・キース・チェスタートン
三遊亭円朝
中里介山
岡本綺堂