“きすけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
喜助100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太夫元たゆうもと権次郎ごんじろう、竹乗りの倉松くらまつ囃子方はやしかた喜助きすけ、それに女が二三人、朝といっても、かなりが高くなっているのに、思い切って自堕落なふうを、ズラリと裏木戸に並べたものです。
大熊おおくま老人にとって、およそ不思議な存在は、少年喜助きすけであった。
仲々死なぬ彼奴 (新字新仮名) / 海野十三(著)
もらひ持參せし由其酒にて醉伏ゑひふし相果あひはて候事と存じられ候と聞より彌々いよ/\不審いぶかしく思ひ次右衞門申樣右寶澤の顏立かほだち下唇したくちびるちひさ黒痣ほくろ一ツ又左の耳の下に大なる黒痣ほくろ有しやと聞に如何にも有候とこたへるにぞ然ば天一坊は其寶澤に相違さうゐなしと兩士は郡奉行遠藤喜助にむかひ其寶澤の衣類等いるゐとう御座候はゞ證據しようこにも相成るべく存じ候へば申受度と云に喜助きすけ申樣夫は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)