“きうてき”の漢字の書き方と例文
語句割合
仇敵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暗中の仇敵きうてきたる宗勝は、父子の対面に先だつこと四年、延宝七年に亡くなつてゐた。
椙原品 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
かれは一でもおつぎが自分じぶんはなれたことを發見はつけんあるひ意識いしきしては一しゆ嫉妬しつとかんぜずにはられなかつた。かれはさうして悲痛ひつうかんさいなまれた。村落むら若者わかものかれためには仇敵きうてきである。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)