トップ
>
かましき
ふりがな文庫
“かましき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
釜敷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
釜敷
(逆引き)
そんな家から
小官員
(
こかんいん
)
さんの新家庭へゆくと、伯母さんは多い毛をお
釜敷
(
かましき
)
のような束髪にねじって、襟なしの着物で、おかみさんでもひっかけ(帯の結びよう)でなしに
旧聞日本橋:15 流れた唾き
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「物の道理を申上げているんですわ。年寄は年寄らしくなすったら宜いでしょう。真中が透けて
釜敷
(
かましき
)
のようになっているんですから、今更彼方にいればなんて仰有っても始まりませんよ」
心のアンテナ
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
此處
(
こゝ
)
がその、
甚
(
ひど
)
く
仲
(
なか
)
の
町
(
ちやう
)
式
(
しき
)
で
面白
(
おもしろ
)
いのは、
女房
(
かみさん
)
が、「
何
(
なに
)
かのお
禁呪
(
まじなひ
)
になるんだらう。」と
言
(
い
)
つた。
因
(
そこ
)
で、その
娘
(
むすめ
)
が、
恭
(
うや/\
)
しくお
盆
(
ぼん
)
に
載
(
の
)
せて、その
釜敷
(
かましき
)
を
持
(
も
)
つて
出
(
で
)
る。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かましき(釜敷)の例文をもっと
(6作品)
見る