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かべぎは
ふりがな文庫
“かべぎは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
壁際
75.0%
壁側
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壁際
(逆引き)
柱をば杉檜の葉もて包み、大なる紅葉の枝を添へ、
壁際
(
かべぎは
)
廊下には菊花壇を作りて
紙灯
(
しちやう
)
をともしたるなど、何となく
鬼
(
き
)
一の菊畑でも見物する心地あり。
燕尾服着初めの記
(新字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
妾
(
わたし
)
が
乳首
(
ちゝくび
)
へ
苦艾
(
にがよもぎ
)
を
塗
(
まぶ
)
って
鳩小舍
(
はとごや
)
の
壁際
(
かべぎは
)
で
日向
(
ひなた
)
ぼっこりをして……
殿樣
(
とのさま
)
と
貴下
(
こなた
)
はマンチュアにござらしゃりました……いや、まだ/\
耄
(
ぼ
)
きゃしませぬ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
かべぎは(壁際)の例文をもっと
(15作品)
見る
壁側
(逆引き)
この
麗
(
うるはし
)
き
容
(
かたち
)
をば見返り勝に静緒は
壁側
(
かべぎは
)
に寄りて二三段づつ先立ちけるが、彼の
俯
(
うつむ
)
きて
昇
(
のぼ
)
れるに、
櫛
(
くし
)
の
蒔絵
(
まきゑ
)
のいと
能
(
よ
)
く見えければ、ふとそれに目を奪はれつつ一段踏み
失
(
そこ
)
ねて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
するとその仏蘭西の海軍将校は、まだヴアルスの歩みを続けながら、前後左右に動いてゐるレエスや花の波を縫つて、
壁側
(
かべぎは
)
の花瓶の菊の方へ、悠々と彼女を連れて行つた。
舞踏会
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かべぎは(壁側)の例文をもっと
(5作品)
見る
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