“苦艾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にがよもぎ80.0%
アブサント20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたし乳首ちゝくび苦艾にがよもぎまぶって鳩小舍はとごや壁際かべぎは日向ひなたぼっこりをして……殿樣とのさま貴下こなたはマンチュアにござらしゃりました……いや、まだ/\きゃしませぬ。
以前ナターリヤ・ガヴリーロヴナが私の胸によび起こした燃えるような苛立たしい愛情、あるときは甘くあるときは苦艾にがよもぎのように苦い愛情は、今はもうなかった。
(新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
曼陀羅華マンドラゴーラ矢車草オーレゴニア苦艾アブサントと、草木類でも表わすことが出来るけれども……いったいその三外惑星の集合に、どういう意味があるかと云うと、モールレンヴァイデなどの黒呪術的占星学ブラックマジカル・アストロロジイでは
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)