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にがよもぎ
ふりがな文庫
“にがよもぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
苦蓬
60.0%
苦艾
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦蓬
(逆引き)
裁判所長はテーブルに近づくなり、最も強い
苦蓬
(
にがよもぎ
)
入りのウォツカを一杯ついで、『わしは一体全体、あのチチコフという男が何者なのか、ぶち殺されたって分りませんよ』
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
そして私は、無暗に人を
怨
(
うら
)
んではいけないといふヘレンの心からの警告を忘れなかつたので、いつもよりはずつと控へ目に、
膽汁
(
たんじふ
)
と
苦蓬
(
にがよもぎ
)
(怨恨毒意)を、その話に注ぎ込んだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
にがよもぎ(苦蓬)の例文をもっと
(6作品)
見る
苦艾
(逆引き)
並行して血を
滲
(
にじ
)
ませた幾条かの打ち創のあるものはひそやかに血潮を吹いてゐた。定は静かに
頭
(
こうべ
)
を垂れると次々にその創痕に唇を当てて行つた。その
味
(
あじわ
)
ひは塩辛く彼の胸には
苦艾
(
にがよもぎ
)
に似た悔恨が
疼
(
うず
)
いた。
水に沈むロメオとユリヤ
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
それはさうと、
只今
(
たゞいま
)
も
申
(
まう
)
しました
通
(
とほ
)
り、
妾
(
わたし
)
の
乳
(
ちゝ
)
の
尖所
(
さき
)
の
苦艾
(
にがよもぎ
)
を
嘗
(
な
)
めさっしゃると、
苦
(
にが
)
いので、
阿呆
(
あはう
)
どのがむづかって、
乳
(
ちゝ
)
をなァ
憎
(
にく
)
がって! すると
鳩小舍
(
はとごや
)
が、がた/\/\。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
にがよもぎ(苦艾)の例文をもっと
(4作品)
見る
“にがよもぎ”の意味
《名詞》
にがよもぎ【苦蓬、苦艾】
キク目キク科キク亜科ヨモギ属の多年草もしくは亜潅木。防虫剤として用いられている。
(出典:Wiktionary)
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