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かたとびら
ふりがな文庫
“かたとびら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
片扉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片扉
(逆引き)
読者
(
どくしや
)
よ、かくの
如
(
ごと
)
きは
湖
(
みづうみ
)
の
宮殿
(
きうでん
)
に
至
(
いた
)
る
階
(
きざはし
)
の一
段
(
だん
)
に
過
(
す
)
ぎない。
其
(
そ
)
の
片扉
(
かたとびら
)
にして、
写
(
うつ
)
し
得
(
え
)
たる一
景
(
けい
)
さへこれである。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
第二段の
片扉
(
かたとびら
)
で客観態度の方を conceptual な叙述と名づけたいと思います。それから片扉の主観態度の方をやはり在来の修辞学の言葉を借りて metaphor としておきます。
創作家の態度
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
からりと鳴って、響くと
斉
(
ひと
)
しく、
金色
(
こんじき
)
の
機
(
はた
)
の
梭
(
ひ
)
、一具宙を
飛落
(
とびお
)
つ。一同
吃驚
(
きっきょう
)
す。社殿の
片扉
(
かたとびら
)
、
颯
(
さっ
)
と
開
(
ひら
)
く。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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