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かけあんどう
ふりがな文庫
“かけあんどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
掛行燈
83.3%
懸行燈
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掛行燈
(逆引き)
梓はその感情をもって、その土地で、しかも湯島
詣
(
もうで
)
の
朝
(
あした
)
、
御手洗
(
みたらし
)
の前で、
桔梗連
(
ききょうれん
)
の、若葉と、
幟
(
のぼり
)
と、
杜鵑
(
ほととぎす
)
の
句合
(
くあわせ
)
の
掛行燈
(
かけあんどう
)
。雲が切れて、
梢
(
こずえ
)
に残月の墨絵の新しい、
曙
(
あけぼの
)
に、蝶吉に再会したのである。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
だから「
諸国銘葉
(
しよこくめいえふ
)
」の柿色の
暖簾
(
のれん
)
、「
本黄楊
(
ほんつげ
)
」の黄いろい櫛形の
招牌
(
かんばん
)
、「
駕籠
(
かご
)
」の
掛行燈
(
かけあんどう
)
、「
卜筮
(
ぼくぜい
)
」の
算木
(
さんぎ
)
の旗、——さう云ふものが、無意味な一列を作つて、
唯
(
ただ
)
雑然と彼の眼底を通りすぎた。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かけあんどう(掛行燈)の例文をもっと
(5作品)
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懸行燈
(逆引き)
されば同年七月の盆踊には、早くも掛提灯、
懸行燈
(
かけあんどう
)
等の華美に京都祗園会の庭景をしのばしめ、一踊りに金二両、又は一町で銀五十枚、三十枚、十五枚を与えて、是を見物するに至れり。
天主閣の音
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
かけあんどう(懸行燈)の例文をもっと
(1作品)
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