“かくはん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
攪拌71.4%
各班7.1%
各藩7.1%
覚範7.1%
角判7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この状況を写した映画のフィルムを逆転する場合には、攪拌かくはんするに従って米と小豆あずきがだんだんに分離して
映画の世界像 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
これの水の中に沈澱させる装置をハナおけ、その前に垂れおけの中で攪拌かくはんするかいのような木をハナ起しというなど、いろいろの道具が具わっている。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
ミンチにかけるなどの方法で肉を細かくし、これを米といっしょにおかゆに煮て、出し汁をかけて食べるのも一方法であり、また、一法としては、微塵みじん肉にした鳥を、味付け煮にして、出来上がったお粥の中へ加えて、攪拌かくはんし、すりしょうがを加えて食べるのもよい。
神秘な問題はこれを外部からるのみで、それを推究することなく、それを攪拌かくはんすることなく、それをもっておのれの精神をわずらわすことなく、しかも神秘の闇に対する深き尊敬を魂の中に有している、一個の人にすぎなかった。
そこに攪拌かくはん六ヶ敷むずかし手際てぎわが入用だ。
殺人の涯 (新字新仮名) / 海野十三(著)
午后ごご一時に約束やくそくの通り各班かくはん猿ヶ石さるがいし川のきしにあるきれいな安山集塊岩あんざんしゅうかいがん露出ろしゅつのところにあつまった。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
などと、弓道きゅうどうにこころえのある傍観者ぼうかんしゃは、はやくも、各藩かくはんのひかえじょ下馬評げばひょうまちまちである。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
源ノ義経が吉野へのがれて来たときにも、妙覚院の主僧、横川ノ覚範かくはんが、鎌倉の恩賞に欲心をおこして、義経を追いおとしたことがある。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
五所川原開墾役所という角判かくはんの飛脚が、藩庁へ届くたびに、藩の者は、米喰い虫の与右衛門を罵倒するのを茶話にしていた。
(新字新仮名) / 吉川英治(著)