“かくばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
各番25.0%
各藩25.0%
覚鑁25.0%
隔番25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此の人は誠に調子のい和尚さんで、檀家の者の扱いが宜しいから信じまして、畳を替える本堂の障子を張替はりかえる、諸処を修繕するなど皆檀家の者が各番かくばんに致す、田舎寺で大黒の一人ぐらいは置くが
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
剣難の相があると云うたにって九歳のおりに出家をげ、谷中南泉寺なんせんじの弟子になって玄道、剃髪ていはつをしてから、もう長い間の事じゃ、其の嘉永のはじめ各藩かくばんにて種々さま/″\の議論が起り
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その昔、覚鑁かくばん上人(興教大師)は
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
其の家を里方にいたして奥方に入れた事が露見して、御不審がかゝり、家来共も召捕めしとり吟味中、深見新左衞門、諏訪部三十郎すわべさんじゅうろうと云う旗下の両家は宅番を仰せつけられたから、隔番かくばんの勤めでございます。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)