“かくか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
郭嘉45.5%
閣下36.4%
各家9.1%
隔靴9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
謀議の室を閉じて、ふたりがこう議しているところへ、ちょうど郭嘉かくかが入ってきた。郭嘉もまた曹操が信頼している帷幕いばくのひとりである。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いや、なんともなんとも。今日こんにち閣下かくか昇天しようてん御勢おんいきほひにはわたくしどもまるで微塵みぢん有樣ありさまでございましたな。」
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
それに、構成の仕方にも、各異つた各家かくかの手法がある。所謂 Stile である。偉大な構成をするものもあれば、細緻な構成をするものもある。
小説新論 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
その来舶らいはくするや、ただ西陲せいすいの一長崎のみなれば、なお書籍のとぼしきに論なく、すべて修学の道、はなはだ便ならざれば、いま隔靴かくかうらみを免れず。
慶応義塾の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)