“かっか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
閣下90.5%
赫々9.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
サンスクリット語の仏典を閣下かっかに請求しろという事でありますからこの事についても一つ御尽力ごじんりょくを願いたいのであります
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
権力けんりょくを代表せられる令名れいめい高き閣下かっかは、わたくしの一座いちざ俳優はいゆうどもに、口輪くちわをはめろというご命令めいれいでございますか」
嫁入り道具一式を売る向いの古い反物屋の前に据えた天水桶てんすいおけに、熱そうな日が赫々かっかと照して、埃深ほこりぶかい陳列所の硝子のなかに、色のめたような帯地や友染ゆうぜんが、いつ見ても同じように飾られてあった。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
「今度は赫々かっかとほてるんだがね。——腰が抜けて立てません。」
鷭狩 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)