“おひわけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
追分100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちなみに言ふ、追分おひわけには「吹き飛ばす石は浅間あさま野分のわきかな」の句碑あるよし。
病牀雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
近江の追分おひわけなどが我我われわれ二等客の選手のいうなるものであつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
お專にはなし早々御駕籠かごすぐに願はんといふにお專はいた打喜悦うちよろこび天へも登る心にてそんなら是より些少ちつともはやくとすぐに與惣次と同道なし中仙道の追分おひわけへ出て聞けば明日は當驛たうえき晝御膳ひるごぜんなりと言ふゆゑ與惣次お專は漸々やう/\むね落付おちつけねがひ書を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)