“えんげい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
演芸66.7%
園芸33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見物席けんぶつせきの三分の一がふさがっただけでしたけれど、馬の曲乗り、自転車の曲乗り、竹わたり、綱渡つなわたり、空中飛行ひこうぞう曲芸きょくげい猛獣使もうじゅうつかいの芸当げいとう、少女たちのダンスと、演芸えんげいはそれからそれへ
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
もう夜中をぎていた。いよいよおしまいの一番をやるときに、かれらが演芸えんげいに使っていた大きな鉄のぼうがマチアの足に落ちた。
荷物の大部分は書物と植木であった。彼は園芸えんげいが好きで、原宿五年の生活に、借家しゃくやに住みながら鉢物も地植のものも可なり有って居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ただ測量そくりょう園芸えんげいが来ないとか云っていた。あしたは日曜だけれどもくならないうちに買いに行こう。僕は国語と修身しゅうしんは農事試験場へ行った工藤くどうさんからゆずられてあるからのこりは九さつだけだ。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)