園芸えんげい)” の例文
荷物の大部分は書物と植木であった。彼は園芸えんげいが好きで、原宿五年の生活に、借家しゃくやに住みながら鉢物も地植のものも可なり有って居た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
ただ測量そくりょう園芸えんげいが来ないとか云っていた。あしたは日曜だけれどもくならないうちに買いに行こう。僕は国語と修身しゅうしんは農事試験場へ行った工藤くどうさんからゆずられてあるからのこりは九さつだけだ。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)