“うへばなし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上話50.0%
上咄50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『おまへ上話うへばなしをする約束やくそくではなくッて』とつてあいちやんは、『何故なぜきらひなのサ——ネとイが』とあとからさゝやくやうにひました、またねずみおこりはしないかと氣遣きづかはしげに。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
『これ若夫人わかふじんが』つてグリフォンは、『夫人ふじんがおまへ上話うへばなしきたいと被仰おツしやッてだ』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
『そんならおで』とつて女王樣ぢよわうさまは、『それがおまへ上話うへばなしをするだらうから』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
最初にたつた一度、もの珍らしさからついこの女の上咄うへばなしに耳を傾けたのが原因で、お絹はその後いつもいつも一つの話を繰り返した。彼はしまひにはお絹の顔を見ると腹立たしくなつた。