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いんぽん
ふりがな文庫
“いんぽん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
淫奔
68.2%
院本
18.2%
婬奔
4.5%
淫本
4.5%
淫犯
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
淫奔
(逆引き)
ことに、お蝶の母親が、
淫奔
(
いんぽん
)
な
囚徒
(
しゅうと
)
の後家さんであったことも、今となって、二官に
慄然
(
りつぜん
)
とする因果を想わせて来ます。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いんぽん(淫奔)の例文をもっと
(15作品)
見る
院本
(逆引き)
二葉亭も
院本
(
いんぽん
)
や小説に沈潜して好んで
馬琴
(
ばきん
)
や
近松
(
ちかまつ
)
の真似をしたが、根が漢学育ちで国文よりはむしろ漢文を喜び、かつ深く露西亜文に
親
(
したし
)
んでいたから
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
いんぽん(院本)の例文をもっと
(4作品)
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婬奔
(逆引き)
このお説が出た以上はもうけものみたいだとか
婬奔
(
いんぽん
)
だなんて云われる心配はありませんわねえ、若旦那、あたしたちも
堕村
(
だむら
)
式でいきましょうよう
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
いんぽん(婬奔)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
淫本
(逆引き)
かくて元禄文化の華やかなる色若衆やら音曲やら
猥画
(
わいが
)
淫本
(
いんぽん
)
そのままな世代が、夜は夜の灯となって燃え、昼は昼で、“世の中は金、一にも金、二にも金”と、金を追いまわす
巷
(
ちまた
)
の眼色で——。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いんぽん(淫本)の例文をもっと
(1作品)
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淫犯
(逆引き)
しかし大仏鋳造のころ、僧尼の激増した時期を境として、漸次、新しい気風が生まれ、一種のデカダンが発生するに至ったことも推測せられる。僧尼の
淫犯
(
いんぽん
)
を警むる訓令は
延暦
(
えんりゃく
)
ごろから現われ始めた。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
いんぽん(淫犯)の例文をもっと
(1作品)
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