“淫本”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんぼん50.0%
いんぽん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猥画わいが淫本いんぼんは相変らず秘密に版行されて盛んに売れるという世の中。
醤油仏 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくて元禄文化の華やかなる色若衆やら音曲やら猥画わいが淫本いんぽんそのままな世代が、夜は夜の灯となって燃え、昼は昼で、“世の中は金、一にも金、二にも金”と、金を追いまわすちまたの眼色で——。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)