“いんしんふつう”の漢字の書き方と例文
語句割合
音信不通100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実は彼は内地の郷里に妻子を置いて、渡道とどうしたきり、音信不通いんしんふつうだが、風のたよりに彼地で妻を迎えて居ると云うことが伝えられて居るのであった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
すこぶる多端たたんなりし、しかも平地に於ける準備と異なり、音信不通いんしんふつうの場所なれば、もし必要品の一だも欠くることあらんか、到底とうていこれをもとむるに道なし
ふくろ田舍いなか嫁入よめいつたあねところ引取ひきとつてもらひまするし、女房にようぼをつけて實家さともどしたまゝ音信不通いんしんふつうをんなではありしいともなんともおもひはしませぬけれど
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)