“いわしろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岩代89.5%
岩城5.3%
石代5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大体福島県は紙漉の村が多いのでありまして、岩代いわしろの国では伊達だて山舟生やまふにゅう安達あだち郡のかみおよびしもの川崎村や耶麻やま熱塩あつしお村の日中にっちゅう
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
峨々ががたる岩城いわしろのこと……、また、そこに住む海賊蘇古根そこね三人姉弟のこと……、さらに、その島を望んだヴィッス・ベーリング——
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そしてこの黄色い顔に、ほこらのような眼をした陰気な老人は、突かれては転びながら、次第に岩城いわしろさして近づいてくるのである。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
次にタケカヒコの王は、讚岐の綾の君・伊勢の別・登袁とおの別・麻佐のおびと・宮の首の別等の祖先です。アシカガミワケの王は、鎌倉の別・小津の石代いわしろの別・漁田すなきだの別の祖先です。