“いはしろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岩代80.0%
磐代20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
江州の彦根、越後の高田、南部の盛岡、岩代いはしろの二本松、伊豫の西條、羽後の秋田、上總かづさの大多喜、長州の山口、越前の福井、紀州の和歌山、常陸ひたちの水戸、四國の高松
こなひだ見て来た岩代いはしろ
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
磐代いはしろ浜松はままつむす真幸ささきくあらばまたかへりむ 〔巻二・一四一〕 有間皇子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
第一首の、「君が代も我が代も知らむ(知れや)磐代いはしろの岡の草根くさねをいざ結びてな」(巻一・一〇)も、生えておる草を結んで寿を祝う歌で、「代」は「いのち」即ち寿命のことである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)