“いばり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:イバリ
語句割合
尿84.0%
8.0%
威張6.0%
放尿2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さもなければ往来の真ん中に、尿いばりをする豚と向い合った時も、あんなに不快を公表する事は、当分差控える気になったかも知れない。
長江游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
『本草綱目』に、よきさけ一斗に蝮一疋活きたまま入れて封じ、馬がいばりする処に埋め、一年経て開けば酒は一升ほどに減り、味なお存し蝮は消え失せいる。これを飲めば癩病を癒すとある。
そうかと思うと洋服に高帽子で居酒屋に飛込んで見たり、垢染あかじみた綿服の尻からげか何かで立派な料理屋へ澄まして入って見たり、大袈裟おおげさ威張いばり散らして一文も祝儀をやらなかったり
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
早速さっそく畳に放尿いばりして、其晩は大きなかたまりの糞を板の間にした。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)