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いちぶぎん
ふりがな文庫
“いちぶぎん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一分銀
60.0%
一歩銀
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一分銀
(逆引き)
一年余の間無益な往反をして、貞固の
盤纏
(
はんてん
)
は
僅
(
わずか
)
に
一分銀
(
いちぶぎん
)
一つを
剰
(
あま
)
していたのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
いちぶぎん(一分銀)の例文をもっと
(3作品)
見る
一歩銀
(逆引き)
成程昨今の
弗
(
ドルラル
)
は安くない、
併
(
しか
)
し三井にはズットその前安い時に買入れた弗もあるだろう、
拙者
(
せっしゃ
)
のこの
一歩銀
(
いちぶぎん
)
はその安い弗と両替して貰いたいと云うと、三井の手代は平伏して、
畏
(
かしこま
)
りました
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
役所よりの
帰途
(
きと
)
、予が家に
立寄
(
たちよ
)
り、今日
俸給
(
ほうきゅう
)
を受取りたりとて、
一歩銀
(
いちぶぎん
)
廿五両
包
(
づつみ
)
二
個
(
こ
)
を
手拭
(
てぬぐい
)
にくるみて
提
(
さ
)
げ来られ、予が
妻
(
さい
)
に
示
(
しめ
)
し、
今日
(
きょう
)
貰
(
もらっ
)
て来ました、
勇気
(
ゆうき
)
はこれに在りとて
大笑
(
たいしょう
)
せられたり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
いちぶぎん(一歩銀)の例文をもっと
(2作品)
見る