“いちあん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一庵60.0%
一案20.0%
一安20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いいえ、近ごろ小松谷のほとりに、一庵いちあんを作ってもらい、そこにいて専念、琵琶の工夫をしているのだとか聞きまする」
ほんならぼくかんがへがある。今度こんど會社くわいしや世界航海圖せかいかうかいづあたらしいのが出來できたから、あれをもらつておくらう如何どうだね、』と郵船會社員いうせんぐわいしやゐん一案いちあんした。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
如何どうだらう』と判事はんじ一案いちあんした。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
このうち抽斎の最も親しくなったのは茝庭である。それから師伊沢蘭軒の長男榛軒しんけんもほぼ同じ親しさの友となった。榛軒、通称は長安ちょうあん、後一安いちあんと改めた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)