“いしずゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
89.7%
基礎6.9%
竜伏3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だ、予は従来の一切の経験を以て、わが不動の信念のいしずゑとせんには、尚ほしかすがに一点の虧隙きげきあるを感ぜざるを得ざりし也。
予が見神の実験 (新字旧仮名) / 綱島梁川(著)
火の玉鋭次が根性だけでも不動が台座の岩より堅く基礎いしずゑ確と据さすると諸肌ぬいで仕て呉るゝは必定、あれにも頓て紹介ひきあはせう、既此様なつた暁には源太が望みは唯一ツ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
さて竜伏いしずゑは其月の生気の方より右旋みぎめぐりに次第据ゑ行き五星を祭り、てうな初めの大礼には鍛冶の道をば創められしあま一箇ひとつみこと
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)