“あるなつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
一夏100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母がまだ存生(ぞんじょう)の時だった。……一夏(あるなつ)、日の暮方から凄じい雷雨があった……電光(いなびかり)絶間(たえま)なく、雨は車軸を流して、荒金(あらがね)の地(つち)の車は、轟(とどろ)きながら奈落の底に沈むと思う。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
母(はゝ)がまだ存生(ぞんじやう)の時(とき)だつた。……一夏(あるなつ)、日(ひ)の暮方(くれがた)から凄(すさま)じい雷雨(らいう)があつた……電光(いなびかり)絶間(たえま)なく、雨(あめ)は車軸(しやぢく)を流(なが)して、荒金(あらがね)の地(つち)の車(くるま)は、轟(とゞろ)きながら奈落(ならく)の底(そこ)に沈(しづ)むと思(おも)ふ。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)