“あるいへ”の漢字の書き方と例文
語句割合
或家100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裏通りを三四丁た所で、平岡がさきへ立つて或家あるいへ這入はいつた。座敷ざしきのき釣忍つりしのぶかゝつて、せまにはが水で一面にれてゐた。平岡は上衣うはぎいで、すぐ胡坐あぐらをかいた。代助は左程あついとも思はなかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
或家あるいへではかう言はれました。
蛇いちご (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
先年蒲原郡の内或家あるいへにて井をほりしに、其夜医師いし来りて井を掘し㕝をきゝ、家にかへる時挑灯てうちんを井の中へ入れそのあかしにて井を見て立さりしに