“あまいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
亜麻色60.0%
亞麻色40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある蒸し暑い雨(あま)もよいの夜(よ)、舞台監督のT君は、帝劇(ていげき)の露台(バルコニー)に佇(たたず)みながら、炭酸水(たんさんすい)のコップを片手に詩人のダンチェンコと話していた。あの亜麻色(あまいろ)の髪の毛をした盲目(もうもく)詩人のダンチェンコとである。
カルメン (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
亞麻色(あまいろ)の薔薇(ばら)の花、華車(きやしや)な撫肩(なでがた)にひつかけた格魯謨色(クロオムいろ)の輕い塵除(ちりよけ)のやうな亞麻色(あまいろ)の牡(を)よりも強い牝(め)と見える、僞善(ぎぜん)の花よ、無言(むごん)の花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
額(ひたひ)は低くて、顎が大きく突出してゐた。口と鼻は尋常に整(とゝの)つてゐた。うすいまつ毛の下に、憐憫(あはれみ)のない目がまたゝき、皮膚は黒く濁つてゐた、亞麻色(あまいろ)に近い頭髮。