亜麻色あまいろ)” の例文
旧字:亞麻色
グラナドスの『スペイン舞曲』(JD六五二)とドビュッシーの『亜麻色あまいろの髪の娘』(DA六六)、フォーレの『揺籃歌ようらんか』(DB一六五三)を採るのが本道かも知れない。
私がその道ばたの大きな桜の木に身を寄せて道をあけていると、乳母車の中から亜麻色あまいろの毛髪をした女のが私の顔を見てにっこりとした。私もついり込まれて、にっこりとした。
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
ある蒸し暑いあまもよいの、舞台監督のT君は、帝劇ていげき露台バルコニーたたずみながら、炭酸水たんさんすいのコップを片手に詩人のダンチェンコと話していた。あの亜麻色あまいろの髪の毛をした盲目もうもく詩人のダンチェンコとである。
カルメン (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)