“あさいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
亜麻色50.0%
麻色50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掻きむしつた亜麻色あさいろの、泣き出しさうな青いつらつきで
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
おどろなす髪の亜麻色あさいろ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
黄蜀葵とろろあふひ土耳古皇帝とるこくわうてい鍾愛しようあいの花、麻色あさいろに曇つた眼、肌理きめこまかな婀娜あだもの——おまへの胸から好いにほひがする、潔白の氣は露ほどもないにほひがする。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
何か妙なこなをふりかけた麻色あさいろちぢれ毛のかずらである。僕は呆気あっけにとられながら、返事をすることも忘れていた。
不思議な島 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)