“あとげつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
後月61.5%
先月15.4%
跡月15.4%
前月7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文「えー……それは知らねど……どうも思い掛けない、何時いつのことで……フーン後月あとげつ二十七日のに桜の馬場において何者に」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
実は召仕めしつかいのお國と宮野邊の次男源次郎ととくより不義をしていて、先月あとげつ廿一日お泊番とまりばんの時、源次郎がお國のもとへ忍び込み、お國と密々ひそ/\話して居る所へうっかりわたくしがお庭へ出て参り、様子を聞くと
呼出よびいだすべし尤も跡月あとげつよりの賣上うりあげ帳を持參ぢさんせよと家主へ達しけるにより家主仁兵衞早速さつそく十兵衞へ此由を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
癇癖に障りましたから兼元の刀へ手を掛けようと身を動かすと、水色の帷子に映りましたのは前月あとげつ母が戒めました「母」という字の刺青ほりものを見て、あゝ悪い処へ掛合に来た
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)